マンションの玄関リフォームにかかる費用・工期を徹底解説！

マンションの玄関リフォームを検討している方はいらっしゃいませんか？
リフォームを行う場合は、あらかじめ費用や工期を把握しておかないと、「こんなはずでは…」と後悔することになってしまう可能性があります。
そこで、今回はマンションの玄関リフォームにかかる費用や、工期について詳しくご紹介します。

マンションの玄関リフォームにかかる費用

まずは、マンションの玄関リフォームにかかる費用についてご紹介します。
適切に資金計画を立てるためにも、以下からの内容を見ていきましょう。

カバー工法の場合

マンションの玄関リフォーム方法が「カバー工法」の場合は、費用が30万～50万円ほどです。
既存のドア枠に被せるようにして新たなドア枠と扉を設けるだけですので、極端に高額な費用は発生しません。
場合によっては10万円前後で実施できる場合もありますので、「なるべく安く抑えたい」という方におすすめです。
ちなみに、カバー工法による玄関リフォームは、比較的一般的な施工方法です。

間口を広げる場合

「玄関を広くしたい」など、間口を広げる玄関リフォームの場合は50万～80万円ほどの費用が発生します。
間口を広げる玄関リフォームは、比較的規模の大きい工事となります。さらに、使用する素材や商品によってはより高額なリフォーム費用となる場合もあるため注意しなければなりません。

マンションの玄関リフォームにかかる工期

マンションの玄関リフォームにかかる工期はどれくらいなのでしょうか。
リフォームを実施する前に、具体的な工期を把握しておきましょう。

最短で1日

マンションの玄関リフォームは、最短で1日で完結します。例えば、簡単なドア交換リフォームなどのような、小規模な施工である場合は1日でリフォームが終了することがほとんどです。
特に「カバー工法」は数時間で完結するリフォームとなりますので、「なるべくすぐ済ませたい」という方でも安心です。

リフォーム内容によっては数日～

玄関を拡張する、間口を広げるなど、大規模なリフォームを行う場合は工期が数日から数週間程度でかかることが少なくありません。
リフォーム期間中は、養生や機材などが玄関周りにありますので、生活の際には触れないように注意する必要があります。特に小さなお子さまがいる家庭では、お子様が養生などを触らないように気を付けてください。

マンションの玄関リフォームの注意点

マンションの玄関リフォームには、いくつか注意点があります。
リフォームに失敗しないためにも、注意点について目を通しておきましょう。

共有部もリフォームは避ける

マンションの玄関リフォームを行う場合、共有部をリフォームすることはやめましょう。
共有部を勝手にリフォームしてしまうと、管理会社とトラブルになってしまいますし、通路に影響すると、同じ階に住む住人に迷惑をかけることとなってしまいます。
基本的にマンションの専有部は「家の中」「玄関」のみとなっていますので、共有部を勝手にリフォームするのは避けましょう。

水道設置は配管関係に注意

玄関に水道を設置したい、と考えている場合「配管関係」に注意してください。
マンションの玄関に水道を設置することは可能ですが、配管の状況によってはスムーズに水が流れない可能性があります。一般的に、リフォーム前に業者が確認してくれることがほとんどですが、「もしかしたら水道を設置できないかもしれない」「水道がうまく機能しないかもしれない」といった可能性があることを頭に入れておきましょう。

構造上撤去できない段差がある

マンションの玄関をリフォームする際、構造上撤去できない段差がある場合があります。
例えば、玄関の敷居が段差で区切られている場合、リフォームによって玄関を拡張しても段差を撤去できないことがあるのです。
撤去しても問題ない段差であれば、希望に応じてフラットな状態にリフォームすることができますが、必ずしも撤去可能な段差ばかりとは限りません。
撤去することで構造に問題が生じる場合がありますので、段差の高い部分に合わせて周りの高さも上げるなどの対応が必要となります。

マンションの玄関リフォームでおしゃれに！

本記事では、マンションの玄関リフォームにかかる費用や工期、注意点についてご紹介しました。
マンションの玄関は、来客や同じフロアに住む住人の目に留まる場所でもありますので、こだわってリフォームしたいところです。
しかし、費用や工期を把握しておかなければトラブルになる可能性がありますので、本記事の内容をしっかりと頭に入れておきましょう。