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サイディングボードの種類とは?劣化した場合の補修方法についても解説

外壁のリフォームや貼り替えを検討している方にとって、気になるのが「サイディングボード」ではないでしょうか。
リフォーム関連の情報収集をしているとよく見かけるワードではあるものの、いまいち何のことなのか分からない…という方は少なくありません。
そこで、今回はサイディングボードの概要や種類、補修方法などについて解説します。

サイディングとは


サイディングとは、外壁材の種類の一つです。パネル外壁材とも呼ばれるもので、外壁に貼り付けて使用するのが一般的です。
かつては日本の住宅のほとんどは「塗り壁」でしたが、近年は様々なメリットを持つサイディングが注目されています。

サイディングとモルタルの違い


サイディングとモルタル(塗り壁)の大きな違いは「貼って仕上げる」「塗って仕上げる」というものです。
サイディングの場合は外壁に貼り付けて仕上げる一方、モルタルの場合は外壁材を手作業で塗っていきます。
また、機能・性能面の違いも大きく、モルタルのほうが「高級感のある仕上がりになる」「汚れにくい」色褪せしにくい」という特徴があります。ただし、工期が長くなりやすく、費用が高額になりがちですので、近年はモルタルを選ぶ方が少なくなってきているのです。

サイディング材の特徴について


サイディング材の特徴にはどのようなものが挙げられるのでしょうか。
ここからは、サイディング材の特徴について種類別に詳しく解説します。

窯業系サイディング


窯業系サイディングは、デザインが豊富で「見栄えを重視したい」という方におすすめの種類です。
デザイン性の他、「メンテナンスの手間が少ない」「耐震性や耐火性が高い」といったメリットがあります。

金属系サイディング


窯業系サイディングほどではないものの、一般住宅で使用されることが多いのが「金属系サイディング」です。
かつてはデザイン性が低く、安っぽさを感じる仕上がりになってしまうのが難点でしたが、近年は様々なデザインの金属系サイディングが販売されてきています。
金属系サイディングは軽量であるため、建物への負担が少ないうえに「断熱性が高い」「防音性が高い」といった特徴があります。

樹脂系サイディング


樹脂系サイディングは、軽量さが特徴で、建物への負担が少なく済みます。また、施工にシーリングを必要としないことから、劣化しにくく長持ちしやすいというメリットがあるのです。
樹脂系サイディングは、重ね張りとして使うのが一般的です。

木質系サイディング


木質系サイディングは、木材特有の温かみを感じられる仕上がりになるのが特徴です。ナチュラルなデザインを好む方に人気のサイディングで、断熱性の高さも評価されています。
しかし、吸水性が高いためこまめなメンテナンスが必要になるうえに、素材が木材であることから、断熱性が低いという難点があります。

サイディングのメンテナンス方法


サイディングのメンテナンス方法は主に2つです。

シーリングを打ち直す


サイディングは5年を目安にシーリングを打ち直さなければなりません。耐久性の高いサイディングを使用していても、シーリングの耐久性は変わらないため、「シーリングがひび割れた」「シーリングが剥がれた」などの問題を発見したら、シーリングを打ち直す必要があります。

サイディングを塗装する


サイディングの塗膜が剥がれてきたら、新たに塗装し直す必要があります。
目安期間はおよそ10年ですが、サイディングの種類や塗装の種類によっては10年以下の期間で塗装し直す必要があります。

サイディングを新しくする


劣化が進んでいる場合は、「サイディングを新しくする」という選択肢があります。
大規模なリフォームとなってしまいますが、メンテナンスだけでは対処しきれない劣化も改善することができます。
特に「下地まで劣化が生じている」という場合は、サイディングを新しく張り替える必要があるのでしょう。

サイディングボードの種類について正しく理解しましょう


今回はサイディングボードの種類について解説しました。
サイディングボードの種類によって特徴が異なるため、自分が希望する仕上がりや機能・性能を持つものを選ぶ必要があります。
現在、外壁のリフォームを検討中の方は、本ページを参考にしながら、自分に合ったサイディングボードを選んでみてください。