• お問い合せはこちらまで「0120704716」
  • お見積り・お問合わせ

チョーキング現象とは?原因や対策・建物への影響について

チョーキング現象をご存じですか?
一般的には「不快な現象」として知られていますが、チョーキング現象が発生した後、そのまま放置してしまうと住まいを危険にさらすことになってしまいます。
そこで、今回はチョーキング現象の概要や、原因・対策、建物への影響などについて解説します。

チョーキング現象とは


チョーキング現象とは、外壁に触れたときに、手に白い粉が付く現象です。
チョーキング現象が発生すると、建物の美しさが損なわれ、一気に古びた印象を与えてしまいます。また、チョーキング現象は、うっかり外壁に触れてしまうと衣類にも白い粉が付着してしまうことがあるため、服を汚す可能性があります。
いずれにせよ、日常生活に影響が出てしまうため、早めの改善が必要です。

チョーキング現象の原因


チョーキング現象の原因は一つではありません。
チョーキング現象の原因として挙げられるのは、主に下記の2つです。

・紫外線や雨
・施工不良

チョーキング現象は、紫外線や雨によって塗料の成分が分解され、さらに「顔料」と呼ばれる成分が粉となって表面に現れます。
また、他にも「施工不良」が原因となることもあります。使用する塗料が十分に混ざっていなかったり、作業の手順を誤ってしまうと、チョーキング現象が発生してしまうのです。
原因を突き止めるためには「塗料の耐用年数」と、チョーキング現象が発生した時期を照らし合わせてみましょう。
耐用年数に近い時期にチョーキング現象が発生した場合は、紫外線や雨による自然現象が疑われます。しかし、耐用年数よりも大幅に下回る時期にチョーキング現象が発生した場合は、施工不良の可能性が高いでしょう。

チョーキング現象が建物に与える影響


チョーキング現象を放置すると、建物にどのような影響を与えるのでしょうか。
ここからは、チョーキング現象による建物のリスクを解説します。

コケやカビが発生する


チョーキング現象を放置すると、外壁にコケやカビが発生してしまう可能性があります。
チョーキング現象の発生は、「耐水性が低下しているサイン」でもあるのです。雨水が外壁から侵入し、コケやカビの発生を促してしまうかもしれません。

外壁のひび割れ


チョーキング現象は、「耐久性の低下」も疑われます。
外壁が自然現象や重さなどの刺激に耐え切れず、ひび割れを起こしてしまうというリスクがあります。
さらに大きくひび割れたり、建物の一部が損壊してしまう可能性もあるため、チョーキング現象の放置は危険です。

チョーキング現象の対策方法


チョーキング現象を発見した場合、なるべく早めに業者に相談し、外壁を洗い流してもらったり、塗料を上塗りしてもらう必要があります。
むやみに自分で作業してしまうと、状態を悪化させてしまう場合があるため好ましくありません。
専門知識を持たない方は、必ずリフォーム業者などの専門業者に相談してください。

チョーキング現象は「メンテナンス」のサイン!


今回はチョーキング現象について解説しました。
チョーキング現象は、不快な現象であるだけでなく、建物への影響もあるため、放置するのは危険です。
特に、すでに「コケ」「カビ」などが発生している場合、状態が深刻化している可能性もあります。
また、可能であれば、信頼できる業者を探し、適切に対処してもらうことが大切です。
まずは自宅の外壁を触れて、「チョーキング現象が発生しているか否か」をチェックし、必要に応じた対応をしましょう。